サポンテ 勉強ノート

サポンテの勉強ノート・読書メモなどを晒します。

ヒューマンリテラシー

肉食という同調圧力。あるいは躍らされる消費意欲について

ゲイリー・ヨーロフスキーのスピーチを見てから、その後の生活の中で気づかされたのですが、世の中には「肉」についての広告(広義の肉である動物性食材、卵や乳製品、魚介類含む)が多い。一旦気づいてしまうと、非常に気になります。 バーガー! ステーキ…

社長「勉強は家でやるものだ!!」→その結果

教育費が高すぎると思うのなら、無知による損失と比べてみれば良い [ボックの法則] はじめに 以下のようなまとめサイトの記事をみました。 プログラマー1年目に社長に「教えてほしいという態度を取るな。学校で先生が教えてくれるのは君の親がお金を払ってる…

ティーン向けファッション誌の主題は『憧れ』

はじめに 以下のニュースがありました。 やせて色白のモデルに傷つき…ティーン向けファッション誌は「ありのままで美しいと発信を」元愛読者らがネット署名:東京新聞 TOKYO Web 見た目に優劣はなく、ありのままで美しいと発信することを求めます! 10代前…

肉の臭み・肉の味

はじめに 少し前に「肉の臭み」について自分にはわからないという投稿がありました。 肉の臭みって何? これについて、サポンテの知ることを書きます。 『IDOLY PRIDE』長瀬麻奈 1/7スケールフィギュアeStreamAmazon

ビーガニズムの普及で家畜は絶滅するか

はじめに ビーガンに拒否的な反応1をみせる人はときおり、すでに答えの出ている古臭い疑問を繰り返し口にします。 疑問に思うのであればそれを調べる方法はいくらでもあるのに、無知な自分のままでいることを選択する気持ちはよくわかりません。せっかく問い…

子どもがビーガンになったら伝えてほしい、たった1つのこと

はじめに サポンテはビーガンではなく、ベジタリアンでもありません。むしろ積極的に動物を殺す側の人間ではあるのですが、その考え方(ビーガニズム)は色々な点で妥当性があると思っています。 しかしながら現状ビーガニズムは多くの人に理解されていると…

どんな本を読むべきか

今週のお題「読書の秋」 はじめに この記事は、どんな本を読むべきか悩んでいる人に向けて書きます。悩んでいない人にとっては、特に目新しいことは書いていないつもりです。また、この記事にはオススメ本も記載していません。

動物を殺してきた

サポンテは現在、ヴィーガン(ヴィーガニズム)について学んでいます。なので、そのような話題が今後増えていくことが予想されますが、その前に言っておかなければならないことがあります。 サポンテは動物を殺してきました。そして、今後も機会があれば殺す…

ケージ飼いの卵が危険な理由

はじめに 現代ビジネスに、次のような記事がアップされ、はてなブックマークでも話題になっていました。 日本人が知らない「卵」のアブない現実…世界と「決定的な差」があった(森 映子) | 現代ビジネス | 講談社(1/7) サポンテは百鶏園の YouTube チャン…

1924年、コーベルヴィッツ

バイオダイナミック農業のセミナーに参加した オンラインのセミナー「第三十五回人智学Zoom講座:ルドルフ・シュタイナーの地球救済論~バイオダイナミック農業~」に参加しました。 セミナーの内容は、ルドルフ・シュタイナーの農業講座が行われたカイザー…

スチュワードシップについて - テア・マリア・カールソンの記事を更新しました

はじめに 先日投稿した、テア・マリア・カールソンの感動的な講演を翻訳した記事を更新しました。日本語翻訳を発表する許可をメールでお願いした際にテキスト原稿へのリンクを教わったので、YouTube が自動生成した字幕では不明瞭だった部分について、ぜひ参…

シュタイナー 農業講座 第一講(2) 人智学と農業

農業講座―農業を豊かにするための精神科学的な基礎作者:ルドルフ シュタイナー発売日: 2000/05/25メディア: 単行本 農業講座作者:ルドルフ・シュタイナー発売日: 2019/06/20メディア: Kindle版 はじめに 前回に引き続き、第一講についての読書メモです。第一…

シュタイナー 農業講座 第一講(1) 社会背景と謝辞

農業講座―農業を豊かにするための精神科学的な基礎作者:ルドルフ シュタイナー発売日: 2000/05/25メディア: 単行本 農業講座作者:ルドルフ・シュタイナー発売日: 2019/06/20メディア: Kindle版 はじめに 第一講のノートはまだ作っていないのですが、なんとな…

「考えない」を実行する瞑想

寝付きが悪い 最近サポンテは寝付きがとても悪くなっていました。暑さの盛りはとうにすぎて、夜寝る時分はだいぶ過ごしやすい季節になってきたにもかかわらず、布団に入っても、寝返りをうちながら、なんとなく居心地のいい体勢が見つからなくて眠れません。…

農業講座 第五講 (「農業講座―農業を豊かにするための精神科学的な基礎」ルドルフ シュタイナー (著), 市村 温司, 新田 義之, 佐々木 和子 (共訳) イザラ書房)

ノート ルドルフ・シュタイナー農業講座 第五講のノートです。肥料に精神科学的な実質を与える調剤、いわゆる肥料調剤について書かれています。 肥料とはどんなものであるべきか、どのように手を加えて肥料を改善するか、そのための六種類の肥料調剤とその作…

テア・マリア・カールソン - 講演会 "農業における心の目覚め" を機械翻訳してみて

はじめに Youtube で、バイオダイナミック関連の動画を探しては時間のあるときに見ているのですが、外国語ばかりなので、主に雰囲気だけ味わっています。 このほど、どうしても内容を聞きたいと感じた講演があったので、思い切って翻訳してみました。とはい…

テア・マリア・カールソン - 講演 "農業における心の目覚め" 日本語訳全文

はじめに とても感動したスピーチがあったので、ご紹介します。 以下は、講演内容を勝手に訳したものです。機械翻訳だとおかしな日本語になっているところは、なるべく直しました。長いので、これ以上のサポンテの解説は後日にします。 それでは始めます。 T…

キツネのパックス―愛をさがして Sara Pennypacker (原著), Jon Klassen (原著)

キツネのパックス―愛をさがして―作者:ペニーパッカー,サラ発売日: 2018/01/20メディア: 単行本 はじめに また、すごい本に出会ってしまった。読み終わった時、そう感じました。 図書館で出会った本でした。借りたのは、厚さが丁度よくって、厚すぎず薄すぎず…

シュタイナーを学ぶ本のカタログ (ほんの木)

タイトル通り、本のカタログです。図書館で見かけ、借りてきてじっくり読ませていただきました。カタログというものを最初から最後まで精読したのは初めての経験でした(笑)。

ヒトラー演説 - 熱狂の真実 (中公新書, 高田 博行著)

この時代のドイツについて興味があり、図書館でこの新書に出会ったので借りて読んでみました。ヒトラーといえば反ユダヤ主義や優生思想の大きな代名詞であり、そのイメージだけで捉えられることも多いと感じます。それは十分すぎるほど大きな罪であることは…

世界をどのように見ているか

シュタイナー 悪について作者:ルドルフ シュタイナー発売日: 2012/02/01メディア: 単行本 この本を読んでもっとも印象に残ったのは「昔の人は、現代とは異なるものの見方をしていた」ということです。こう抽象的に書くと、「そんなことは当たり前じゃないか…

献灯使 (講談社 多和田葉子著)

献灯使 (講談社文庫)作者:多和田葉子発売日: 2017/09/08メディア: Kindle版 はじめに 大きな災厄の後の近未来の日本。その災厄以前から生きている人は死ねない身体になり、その災厄以降に生まれた人は体が弱く早逝。日本は鎖国状態でも政府は機能しており、…

新編 はじめてのニーチェ (講談社+α新書) 適菜 収 (著)

新編 はじめてのニーチェ (講談社+α新書)作者:適菜 収発売日: 2012/12/21メディア: 新書 はじめに 先日の「キリスト教は邪教です!につづき、滴菜収の本です。今回は翻訳本ではありません。 この本を読んだ理由は、この著者が好きだったのと、やっぱりニーチ…

キリスト教は邪教です! 現代語訳『アンチクリスト』 (講談社+α新書) (日本語) 新書 フリードリッヒ・ニーチェ (著), 適菜 収 (翻訳)

キリスト教は邪教です! 現代語訳『アンチクリスト』 (講談社+α新書)作者:フリードリッヒ・ニーチェ発売日: 2005/04/21メディア: 新書 はじめに いつのまにか本棚にニーチェの本が増えてきた気がする今日この頃。 最近しばらく、図書館がしまっていたり、図…

サポンテは死にたがっている

若い人が、自死に追い詰められたというニュースが世界に広がっています。ニュースになることがなかったとしても、若い人たちの死因は、永らく自殺がトップを占めています。自殺について、サポンテの思うところを書きます。 サポンテは死にたがっている サポ…

多くの言語で「精神」と「霊」は同じ言葉を用いる

以下の記事を読み、気になった点を指摘しておきたいと思いました。 宗教がわかってない人はこの4原則を知らない | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

読書について (2) — ユニバーサル デザイン フォントという希望

本を読むことについては、いろいろな視点があると思いますが、その中からいくつか思ったことを書きます。長くなったので分割します。今日は後半3〜6です。 きれいに読む 本を読む理由 言葉を補給する ユニバーサルデザインフォントという希望 本について書…

読書について (1) — 本を読む理由

本を読むことについては、いろいろな視点があると思いますが、その中からいくつか思ったことを書きます。長くなったので記事は分割します。今日は前半です。 きれいに読む 本を読む理由 言葉を補給する ユニバーサルデザインフォントという希望 本について書…

海外にはない?「ムダ」という概念

「もったいない」という概念を持たなかった世界 少し前(結構前)ですが、ノーベル平和賞を受賞したケニア人女性のワンガリ=マータイさんが来日した際に感銘を受けた「もったいない」という日本語を世界に広めることを提唱したというニュースがありました。 …

親しい人に贈りたい本10冊

「親しい人に贈りたい」というテーマで本を10冊選んでみました。サポンテはきっと心が狭いので__すくなくとも自身ではそう思っているので__あまり「人生の見識を広げる10冊」とか「たくさんの人がこれを読めばもっとやさしい世の中になると思う10冊」な…