寝付きが悪い
最近サポンテは寝付きがとても悪くなっていました。暑さの盛りはとうにすぎて、夜寝る時分はだいぶ過ごしやすい季節になってきたにもかかわらず、布団に入っても、寝返りをうちながら、なんとなく居心地のいい体勢が見つからなくて眠れません。
暗闇の中で居心地の悪さと長い時間格闘しながら、やがて眠りに落ちるのを辛抱強く待ちます。そんな日々をすごしていました。
しかし昨晩、「何かを考えすぎていること」が原因ではないかと思いつきました。原因は居心地の悪さを感じている体の方にあるのではなく、ぐるぐると何かを考え続けている頭にあるという気がしたのです。いったん眠ろうとするのをやめ、瞑想を試してみました。
すると効果はすぐに現れ、深く落ち着いた気分になりました。わずか三分ほどだったでしょうか。それから横になると、すぐ眠りに落ちていくことができました。
何も考えない方法
わたしたちは学校で、なにかを考えること、考える方法、考える習慣などを学びます。しかし時にはこうして「考えないこと」が必要になる場面もあります。
なにかについて考えることばかりをしていると、動き続ける物体が急には止まれないように、「考えること」のエンジンがかかりっぱなしになります。
どんなに体が丈夫でも永遠に走り続けることができないように、どんなに胃腸が丈夫でも食べ続けることができないように、脳も時には考え続けることをやめて休息をしないといけません。
その方法としての瞑想を、わたしたちは学校か、あるいは別の形でも、どこかで身に付けておくべきではないでしょうか。
瞑想の有効性
サポンテは瞑想の有効性には、正直なところ懐疑的でした。しかしこのことがあってから少し見直したというか、ちょっと違うかもしれませんが、このようなライトな使い方も、瞑想の方法としてはアリかと思うようになりました。
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