< 目次へ
例
これはサンプルの「修正後」のままでも良いですが、この「1」とか「2」が何かしらの意味を持っている可能性があります。機械で判別する際も、別のフィールドに持っておきたい場合がありそうな気がします。その場合は以下のようにしてください。
続きを読む< 目次へ
セルの結合がなぜ問題になるのかを、まず説明します。
こうした表形式のデータ(多くは Excel ファイルだと思いますが、こうしたデータ形式の総称だと「スプレッドシート」という言葉があります)から自動でデータを読む場合、以下のような手順を思いつきます。
実際、スプレッドシートからデータを読み取るツール群は、そのような動作になっています。
もしここに結合セルが入っているとどうなるでしょうか。
Excel の場合、結合セルの左上の座標だけに値が入っています。他の表計算ソフトでは、結合されたセルの全座標に同じ値が入るものもあります。
上記繰り返し処理も、考え直さないといけません。一つの座標に一つのデータが入っているとは限らない状況だからです。
セルを結合すると、途端に想定しなければならない事が増えるのです。やはり「機械的に読みやすい」に反しているのです。
セルの結合は、機械で読み取る可能性がない書類(あるいはワークシート)に限って使ってください。
続きを読む< 目次へ
「数値データに文字列を含めない」と言いますが、そもそも「数値」と「数字」の区別がついていない人も少なからずいらっしゃるかと思いますので、まずそこから理解してください。これもネットを探せば記事がいくらでもあるのでそちらをお読みください。
【Excel(エクセル)術】数値と文字列の違いを理解し、使い分けよう | リクナビNEXTジャーナル
続きを読む2020年12月、総務省が「統計表における機械判読可能なデータの表記方法の統一ルールの策定」(以下「資料」と書きます)を発表しました。
資料の内容を短く言うと「Excel ちゃんと使ってね」ということです。
Microsoft Excel は広く使われているアプリケーションなので、資料の内容も良かったことから
【必読】総務省直伝のExcelマニュアルが目から鱗が落ちるものだった - Togetter
続きを読む< 目次へ
「例1」は、特に言うことはありませんね。修正後の方が見やすさから言っても優れているでしょう。
値の分解の仕方は以下に記事があります。
「1セル複数データ」から「1セル1データ」に修正する方法|Excel医ブログ
続きを読む