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例1について
「例1」は、特に言うことはありませんね。修正後の方が見やすさから言っても優れているでしょう。
値の分解の仕方は以下に記事があります。
「1セル複数データ」から「1セル1データ」に修正する方法|Excel医ブログ
例2について
「例2」の方ですが、別解がありますので説明します。
※ 後述する『チェック項⽬1-3 数値データは数値属性とし、⽂字列を含まないこと』の『例3』もこの方法が使えます。
どうすればいいの?
まず、以下の状態まではできるかと思います。
- 列Cと列Dの間の罫線を消す
- C1セルの見出し文字列は右寄せに
- D1セルの見出し文字列は左寄せに
行見出しのインデント
セル範囲「A2:A10」を選択し、リボンの「ホーム」タブの真ん中あたりにある「インデントを増やす」を実行します。下のイメージにあるようなアイコンです。
そうすると以下のようになります。
セルの表示に括弧をつける
セル範囲「D2:D10」を選択し、同セル範囲を右クリックして「セルの書式設定」を選択します。
以下のような画面で、分類「ユーザー定義」を選択して、「(0)
」を入力します。
次に、セル「D1」を選択し、同じように右クリックして「セルの書式設定」を選択します。
以下のような画面で、分類「ユーザー定義」を選択して、「"("@")"
」を入力します。
ここまでやると資料の「修正前」と、ほぼ変わらない体裁にできます。
しかもセルの中の値は「一つのセルに、ひとつのデータ」で「括弧などの不純物なし」なので、データとして使うのも容易ですし、そもそも入力・編集作業もずっと楽になります。