はじめに
結果から言うと 4K モニタは買って正解でした。買ったのは以下のものです。
20年ほど使った液晶モニタの「焼け」がひどくなったので、ここ数年、新しいものを買おうかどうしようか悩んでいました。
- そろそろ寿命かな
- まだいけるかな
- 安い買い物でもないですし
- 古いほうは長く使った分愛着もあるし
- プログラマだし、テキストが編集できれば良いんだし
などなど。しかしやはり焼けがひどいのと、20年使ったので何時壊れるかわからず、そのときが突然訪れると仕事も含めてとても困ると思ったため買うことにしました。
高精細にするかどうか
買うとなったら次は何を選ぶかなのですが、いろいろ選ぶ軸があって、これもまた長い時間悩んでしまった理由でした。まず高精細(4K かそれ以上)か FHD 程度か。ここに悩みました。最近壊れた(恨み節)MacBook Pro の高精細ディスプレイに慣れると、FHD はどうしても見劣りします。とはいえサポンテの生活はテキスト作業が中心のため、そんなに高精細が必要というわけでもないので、4K はいささか「ぜいたく品」と考えざるを得ませんでした。
しかしながら実際に使ってみると思わぬところで快適でした。プログラミング関連の動画サイト(Youtube もありますし、Udemy なども)で、動画でソースコードを解説するようなコンテンツがあるのですが、文字がつぶれることなくクッキリと読めるようになりました。これはプログラマとして非常に嬉しいところ。
プログラマとして高精細ディスプレイは非常に有用であると、オーバースペックなんかではないと言って良いのではないかと思います。
またテキストエディタのミニマップも、なんだかより詳細に見えるようになった気がします。
24 inch か、それ以上か
職場のモニタは 24 inch だったので同程度で良いと思ったのですが、無い(笑)。選択肢がほとんどない。結局 27 inch にしました。
しかし 27 inch くらいになると画面の端が遠い。カービングタイプにすれば良かったかもと思いました。
スピーカー
せっかく HDMI で繋ぐのですから、スピーカー付きが良い。しかしこれは無しでした。
Amazon のレビューには「スピーカーはおまけのようなもの」という記述がありました。サポンテはてっきりそれは音質がイマイチよろしくないとか、そんな程度の話かと思っていました。まあ出力 2W だし、むしろ MacBook Air や MacBook Pro の内蔵スピーカーは大きさの割に音質が良すぎるからなあ、などと思っていました。しかし違いました。音量調節が OS 側から操作できず、モニタの(あの使い勝手を考えていない)メニューの中にあって、ハッキリ言って面倒くさすぎて操作できません。これは使い物にならないと言っていいと思います。実際、もう使っていません。
起動・接続直後に画面中央にデカデカとでる表示
職場の Dell のモニタもそうでしたが、起動直後や接続した直後などに、入力ソースや HDR の有効無効が画面中央に表示されます。そこに表示しなきゃダメなんでしょうか?OS のパスワード入力欄が見えないんですけど。右下とかじゃダメなんでしょうか。
ケーブルが見える
ケーブルの差し込み口がモニタの後ろ側にあるのですが、けっこう下の方に下向きに挿す形で付いているので、付属のスタンドを使ってもモニタアームを使っても、モニタの下からケーブルが丸見えです。なぜそこに付けた?
Apple 製品の偉大さを再認識
そういったスペック表に載らない部分に心配りが無いあたり、いままで使ってきた Apple 製品の有り難みが改めてしみじみと感じられました。もう高すぎて買えませんが。
20 年前に購入した Apple Cinema Display 20 inch。接続した PC は Mac 4台、Windows 1台。たいへんお世話になりました。これからはサブモニタとして余生をお過ごしください。
おわりに
ちょっと在宅勤務が今後も続きそうなので、今後も自宅の PC 環境をこれから強化していこうと思っています。