< 目次へ
はじめに
「数値データに文字列を含めない」と言いますが、そもそも「数値」と「数字」の区別がついていない人も少なからずいらっしゃるかと思いますので、まずそこから理解してください。これもネットを探せば記事がいくらでもあるのでそちらをお読みください。
【Excel(エクセル)術】数値と文字列の違いを理解し、使い分けよう | リクナビNEXTジャーナル
続きを読む< 目次へ
「数値データに文字列を含めない」と言いますが、そもそも「数値」と「数字」の区別がついていない人も少なからずいらっしゃるかと思いますので、まずそこから理解してください。これもネットを探せば記事がいくらでもあるのでそちらをお読みください。
【Excel(エクセル)術】数値と文字列の違いを理解し、使い分けよう | リクナビNEXTジャーナル
続きを読む2020年12月、総務省が「統計表における機械判読可能なデータの表記方法の統一ルールの策定」(以下「資料」と書きます)を発表しました。
資料の内容を短く言うと「Excel ちゃんと使ってね」ということです。
Microsoft Excel は広く使われているアプリケーションなので、資料の内容も良かったことから
【必読】総務省直伝のExcelマニュアルが目から鱗が落ちるものだった - Togetter
続きを読む< 目次へ
「例1」は、特に言うことはありませんね。修正後の方が見やすさから言っても優れているでしょう。
値の分解の仕方は以下に記事があります。
「1セル複数データ」から「1セル1データ」に修正する方法|Excel医ブログ
続きを読む教育費が高すぎると思うのなら、無知による損失と比べてみれば良い [ボックの法則]
以下のようなまとめサイトの記事をみました。
この「一年目」の方は、社長の言葉を受け止めて「納得」したようです。
しかしながらサポンテは、いささか異なる見解を持っています。
会社というのは、労働力を提供する代わりに賃金を貰う場所であり、学校ではありません。学びは労働の枠外にあるものであって、それを営利企業が業務時間を使って提供してくれるものと期待するのは筋違いです。
かつては、サポンテもそう思っていました。
では自分で勉強しようと思うとどうなるでしょうか。当然、個人間でばらつきが出てきます。
また、自己教育は少なからぬ費用がかかります。生活のために仕事で稼いだ賃金を、仕事のための勉強に消費する。これは果たして健全なことでしょうか。人生全体を振り返った時に、後悔を残さないでしょうか。
もっと重要なことを言います。企業は今まで、その自己教育が十分に可能になる潤沢な報酬を支払ってきたでしょうか。
サポンテのようにエンジニアをやっている方はわかると思いますが、セミナーなどはもちろん、技術書籍はまったく安くありません。いくら勉強したいとは言っても、躊躇せざるを得ない金額です。
そしてエンジニアはずっと賃金が安いままでした。自己教育に回せるほど家計に余裕を持つ人の方が、むしろ少数派でしょう。
その状況が何十年も続きました。結果、世の中はどうなったでしょうか。
「自社は、高い
社員の教育にコストをかけず、安い給料で長時間働かせ、世界を席巻するイノベーティブなものが、この国からたくさん生まれたでしょうか。
サポンテはとっくに「新人に教える側」になっているのですが、状況は深刻です。これからの若い人は、破綻する年金に怯えながら爪に火を灯す生活を余儀なくされると感じています。もう「この本は、とてもためになるのでぜひ買って読んでおいてね」などとは言えません。とてもそんなことを言える余裕はなくなってきたと感じます。
ためになったとしても、収入は下がる一方なので、それも「ぜひ」とは言えない理由です。
企業は、もっと社員教育に積極的になるべきだと思います。なにも、費用をかけろとは言いません。外部講師を招いて社内セミナーを開くとか、そんな大袈裟なことでなくても良いのです。業務時間外でも構いません。ただ社内の会議室と PC を使わせて、自由に参加できる形の勉強会を開きやすい文化を醸成するだけで良いです。プレゼンターをやりたがる人がいないかもしれませんが、その時だけ報酬を出せば良いでしょう。外部講師を招くよりはずっと安く済むはずです。
サポンテは様々な企業で働きましたが、ほとんど冒頭に引用した言葉の通りの企業ばかりでした。教育費が高すぎると感じるのは、費目があるから見えやすいというだけのこと。無知による損失は会計には載ってきませんからね。一度試算してみれば良いと思います。