サポンテ 勉強ノート

サポンテの勉強ノート・読書メモなどを晒します。

「完全独習 統計学入門(小島寛之 ダイヤモンド社)」 勉強ノート「第九講」

はじめに

「授業や講義を聴きながら書くのはメモ。そこから、理解した内容を自分なりに整理して『作った』ものがノート」であると言われています。そんなノートを晒してみます。よかったら参考にしてみてください。

こんにち、ノートを取るためのツールはたくさんありますが、敢えて紙のノートを使っています。

第九講の勉強ノートです。仮説検定の考え方が登場しました。面白くなってきました。

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免責

ノートには著作権法に抵触しないよう、自主規制が入ります。自主規制ではありますが、見えそうで見えないだけに、むしろ微妙に購買意欲をそそるものとなっております。

本の内容をノートにまとめる。書いた自分自身はこの「ノート」を見ることで内容を思い出して「定着」させたり、ある程度、辞書のように「引く」使い方ができます。当然、情報量としては少なくなりますので、そこから逆に本の内容を展開していくことは書いた本人でなければ不可能です。

本の紹介

この本は Amazon でとにかくレビューが多くてレーティングが高い(星の数が多い)ので買いました。持っている方も多いのではないでしょうか。まだ読み終わっていないのですが、とても良い感じがします。

FlipKlip - Page Clamp Book Holder

これはなに?

本を開いたまま固定するための道具です。パッケージというかブリスターです。他にも色があります。私は紺色を選びました。

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購入したきっかけ

左手本を固定して右手でノートを取っていたりしましたが、肩こりとかひどくなるばかりなので購入しました。

本を固定するものはスタンドタイプもありますが、図書館などに持っていけそうなのでこちらにしました。

使用例

こちらはパッケージの裏面です。

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使い方が書いてあります。(1)の「Open」の状態が下の写真です。

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この状態で一旦固定されます。本を挟むときは左右片方ずつ閉じていくことができます。

文庫本を挟んだ状態です。持ち運ぶときはこうするとかさばらなくて良いです。

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文庫本を開いた状態です。

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新書本を挟んだ状態です。

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新書本を開いた状態です。新しい本だと開いたページを戻そうとする力が強いので、写真のように少し傾いてしまいます。しかし完全に閉じてしまうことはなく、使う上で支障はありません。

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B5 のノートを挟んだ状態です。

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B5 のノートを開いた状態です。ノートの写真を撮る際に役に立ってくれそうです!

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大きさのイメージは、以上のような感じです。

一日の読書を5個のキーワードにまとめる 「読書を仕事につなげる技術」という本を読んで

一冊の本から数個のキーワードを抜き出してまとめる?!

「読書を仕事につなげる技術という本」には、本を読んだら3〜5個のキーワードだけ抜き出してメモしておくという「アウトプット」方法が載っています。

とてもまとめられない

とても無理。まとめられません。大きく二つの理由があります。

無理な理由その1「残りの部分がもったいない」

キーワードから漏れてしまった部分がもったいないと思ってしまうのです。とっておきたい言葉、概念、哲学はたくさんあります。一体、それらが大切ではないと言い切れるでしょうか。

無理な理由その2「とっておきたいところが多すぎる」

本から学ぶことはキーワードだけではありません。私は影響されやすい性格なので、心酔した本は段落まるごととっておきたい、いや、いっそ本まるごと…といった衝動に駆られます。とてもキーワードだけを抜粋することはできません。

この本の言うことは間違っているのか

ではこの本で言っていることは間違っているのか、役に立たないのかというと、そうは思いません。そう思わない理由も二つあります。

そう思わない理由その1「すべて忘れる方がもったいない」

どんなに珠玉の名文、名言が続いていたとしてもすべてを引用していたら何も引用していないのと同じです。大切なところを抜き出していなければ、おそらくはすべてを漏らしていつかは忘れてしまうことになるでしょう。ほんのわずかに過ぎなくても抜き出しておくことは無駄ではありません。

そう思わない理由その2「アウトプットの練習になる」

本を読んで知識を得ることは大切ですが、やはりそれを活かしてこそ。それにはアウトプット、つまり得た知識をすぐに引き出せるように練習しておくことが大切です。それは一朝一夕には身につかないこと。繰り返し練習することと、いつでも引き出せるようにしておくことも大切です。

「一冊の本」ではなく「一日で読んだ分」からキーワードを抜き出す

一冊の本をすべて読み終えてからキーワードを抜き出すのではなく、その日読んだ部分から数個のキーワードを抜き出してとっておく、という手もあるのではないかと思いました。

そうすることによるメリットは、これまた二つあります。

メリットその1「様々な本に対応できる」

本と言っても、文字数や情報量はまちまちです。一日と言わず一時間で読めてしまうような軽い(軽すぎる)本もあれば、本腰を据えて勉強したい学術書を何日もかけて読むというスタイルの本もあります。「1日で読んだ分」など、自分なりのルールを決めておくと、そのどちらの場合にも適用できます。

実際、今日では多くの本が「薄い」と感じられます。本当に3〜5個のキーワードでまとめられるほど中身のない本も少なくない現状があります。もっとも、これは「本」というカテゴリーに限らないことではありますが。

メリットその2「自分のペースで習慣化しやすい」

「一日で読んだ分を夜寝る前」とか、「日曜日の午前中に」などと決めておけば習慣化しやすいです。

野田知佑さんが、人間、悪い癖はすぐについてしまうが、良い癖もすぐにつく、と言っていました。どんなことでも習慣化してしまえば、徐々に煩わしさや苦しさが薄れてきます。続けることは力になると思うのです。

「完全独習 統計学入門(小島寛之 ダイヤモンド社)」 勉強ノート「第八講」

はじめに

「授業や講義を聴きながら書くのはメモ。そこから、理解した内容を自分なりに整理して『作った』ものがノート」であると言われています。そんなノートを晒してみます。よかったら参考にしてみてください。

こんにち、ノートを取るためのツールはたくさんありますが、敢えて紙のノートを使っています。

第八講の勉強ノートです。統計的推定が登場しました。

前の第七講と第八講は見開き2ページで収まらず、4ページ使いました。しかし後になってみ見直すと、やはりなんとかして2ページに収めるべきだったと思います。晒すノートは前半だけです。あしからずご了承ください。

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免責

ノートには著作権法に抵触しないよう、自主規制が入ります。自主規制ではありますが、見えそうで見えないだけに、むしろ微妙に購買意欲をそそるものとなっております。

本の内容をノートにまとめる。当然、情報量としては少なくなりますので、そこから逆に本の内容を展開していくことは不可能です。

本の紹介

この本は Amazon でとにかくレビューが多くてレーティングが高い(星の数が多い)ので買いました。持っている方も多いのではないでしょうか。まだ読み終わっていないのですが、とても良い感じがします。

仲間へのフィードバックを恐れる必要はない

はじめに

先ず最初に InfoQ 日本語版 作成チームに対し、いつも示唆に富み、先鋭的な記事を翻訳・提供していることに対して感謝と敬意を表します。同チームの献身は、日本のエンジニアリングに対して大きな貢献をもたらしていると信じてやみません。

とは言うものの、やっぱり原文と「なんかちがうな~」と思ってしまうこともあるのです。

本日の気になるところ

ソフトウェアチームのための怖れなしのフィードバック

タイトルが直訳過ぎる感。しかし原題の「Fearless」はどう訳すべきか確かに悩みます。

最初の引用は、以下のような意味ではないかと思います。

先ず信頼をつくります。信頼なくして、正直に建設的なフィードバックを(仲間に)与えることは困難です。信頼しあうチームは、より効果的に仕事をし、より創造的により良い方法で問題を解決すると信じるのです。

(中略)

第二に、仲間のフィードバックは個々人が自分の技術を向上させ、技能を伸ばす最良の方法の一つだと信じることです。

気になったところ

翻訳が気になるという意味ではなく、今度は良い意味で気になったところです。

弱点が必要です。

人間には、基本的に弱さがあります。多くの場合、それは欠点とされますが、しかし弱さを持つが故に人は他人に対して寛容になれます。人間関係には欠かせないものでもあります。仲間(やコミュニティ)へのフィードバックは、自分が他人の弱さを指摘してしまうことに対する恐れのようなものがあります。逆に言えば、他人から弱さを指摘されることへの恐れでもあります。この恐れは、仲間内や家族や職場、社会全体などに見られる「行き詰まり」に関連している気がします。

「恐れ」、それ自体も人間の弱さなのでしょう。

「完全独習 統計学入門(小島寛之 ダイヤモンド社)」 勉強ノート「第七講」

はじめに

「授業や講義を聴きながら書くのはメモ。そこから、理解した内容を自分なりに整理して『作った』ものがノート」であると言われています。そんなノートを晒してみます。よかったら参考にしてみてください。

こんにち、ノートを取るためのツールはたくさんありますが、敢えて紙のノートを使っています。

第七講の勉強ノートです。正規分布が登場しました。

この第七講と第八講は見開き2ページで収まらず、4ページ使いました。しかし後になってみ見直すと、やはりなんとかして2ページに収めるべきだったと思います。晒すノートは前半だけです。あしからずご了承ください。

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免責

ノートには著作権法に抵触しないよう、自主規制が入ります。自主規制ではありますが、見えそうで見えないだけに、むしろ微妙に購買意欲をそそるものとなっております。

本の紹介

この本は Amazon でとにかくレビューが多くてレーティングが高い(星の数が多い)ので買いました。持っている方も多いのではないでしょうか。まだ読み終わっていないのですが、とても良い感じがします。

「マニュアル人間」と「アンチマニュアル」人間の3つの共通点

マニュアル人間とは

「マニュアル人間」というのはなんでしょう。

「マニュアル、つまり決められた手順が書かれたものの通りに業務をこなす人」という意味ですが、そこには「それしかできない」という言外の意味が隠されています。

マニュアル人間の欠点

それしか出来ない。つまり「融通がきかない」「自分の意見を持たない」など、どちらかというと否定的な意味合いで他人を揶揄する場合に使われています。

もっと遡って、そもそもマニュアルとはなんでしょうか。

機械や家電であればその使い方を書いた使用説明書、仕事であれば業務手順書などですね。一般化すれば「すでに決まっているやり方が書かれたもの」となります。

「マニュアル人間」と言うとき、それは「決められた通りのやり方『しか』できない人」となるでしょうか。確かにこれはいけません。

なぜなら社会や業務というものは常に変わっていくからです。それは世界が変化するからです。人びとの求めるものが変われば、仕事に求められるものも変わる。当然、組織や取引先も常に変わっていきます。そうした中で仕事のやり方が変えられない人(あるいはそうした人を抱えた組織)は取り残されていってしまいます。

また人間は完璧ではないのでマニュアルから漏れてしまった「想定外」が必ずあります。そうしたマニュアルから漏れているばかりに想定外に対応できない人や組織もきわめて脆弱であると言えます。

そういう意味で、マニュアル人間で居続けてはいけません。

アンチ「マニュアル人間」

マニュアル人間はよくない、と先に言いましたが、ではどうすればいいのか。どうもこの先を深く考えることなく、この言葉だけが一人歩きして、あろうことか「マニュアルを読まない」ことを選択している人が多い気がします。これでは先ほどの「マニュアルに書かれたこと『しか』できない人」どころか、「マニュアルに書かれたこと『すら』できない人」になってしまいます。実際、そのような人が多くないでしょうか。

これはマニュアル人間とは反対の意味でマニュアルに囚われています。言うなれば「『アンチマニュアル』人間」です。マニュアルを読めばいとも簡単に正解にたどり着くことができ、日々の仕事や作業が効率化できます。そうしなければいたずらに時間をかけるばかりです。これもまた良くありません。『アンチマニュアル』人間であってもいけない。

マニュアル人間と『アンチ』な人の共通点

こうしてマニュアルさえ読むことが出来ない人は、内心否定しているはずの正反対な人たちと、じつによく似ている点があります。

(1)自分で考えない

「マニュアルに書かれたことだけを行い、その正否(マニュアルも人の作ったものである以上、誤りを含む可能性があります)、合否(現実に則しているかどうか。現実は変化します)を自分で考えない」のはよくありません。

しかし「マニュアルを読まないことで、最低限の知識すら持てなくなっていることに気づいていない」のは、さらに良くありません。

前者は「マニュアル」という最低限の知識を持ちつつ、その限界にとらわれていることが問題ではありますが、壁を越えれば良いわけで、それは目の前にあると言えるでしょう。しかし後者はまだスタート地点にも立っていません。

(2)同じ失敗をする

「マニュアルに書かれたことしかできないために、マニュアルに不備があったり、現実の方が変化して対応できなくなる」と、マニュアルに囚われている限りは同じ失敗を繰り返します。

「マニュアルに書かれていることを知らないために、既に他所で起こった失敗事例と同じ失敗をする」のは、仕事では許されないことです。マニュアルを読まない人は、わからないことを安易に他人に尋ねます。そもそも内容に興味がないため覚えることができず、同じことを繰り返し人に尋ねます。そして同じ失敗を繰り返します

どちらも若いうちは周りも支えてくれるかもしれませんが、度が過ぎれば、いずれ「お荷物」だと思われるでしょう。

(3)何かの所為にする

「だってマニュアルに書かれていないから」マニュアルが悪いわけではありません。そこには最低限のことが書かれているだけです。

「マニュアルなんか読んだら『マニュアル人間』になってしまう!」マニュアルが悪いわけではありません。そこには最低限のことが書かれているだけです。

二種類のアンチ「マニュアル人間」

「アンチ『マニュアル人間』」には、「マニュアルを読んで最低限の知識を早く身につけた上でさらに先へと進んでいく人」と「マニュアルを読まず、いつまでもスタート地点に立てない人」の二種類があります。どちらを目指すべきか言うまでもないことでしょう。

マニュアルを超えて

マニュアルが悪いわけではありません。何れにしても、囚われていてはいけません。

マニュアルに目を通す人とそうでない人では、やはりスタートダッシュが全然違います。

マニュアルには最低限の知識が書かれています。読んで、まずはスタート地点に立ちましょう。そして日々、より良い方法を探してください。時にはマニュアルを修正したり、自分の知見を加えたりしましょう。世界は、そうして少しずつ前へ進んでいます。世界は、あなたにしかわからない「より良い方法」を常に求めているのです。

文房具改造マニュアル (エイムック 4195)

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