サポンテ 勉強ノート

サポンテの勉強ノート・読書メモなどを晒します。

IME 単語登録のしかた(マウスとキーボードショートカットを使わずに)【macOS/Windows/IME/かわせみ】

はじめに

 サポンテは macOSWindows を半々の割合で使っているので、キーボードショートカット1なんてそんなにたくさん覚えられないんですよ。だから Spotlight や Launchy で「単語登録」って入力したら、使っている IME の単語登録機能が起動して欲しい。

 やり方は、それぞれ単語登録アプリが格納されている場所(パスなど)が分かれば簡単です。

 (ググっても「IME パッドから...」とかいう記事ばかり出てきたのですが、そうではない方法を探しているんですよ)

かわせみ3(macOS

 現在サポンテがメインで使っている「かわせみ3」。

 いったんメニューから「単語登録/削除...」を起動します。

 起動した「単語登録/削除.app」が Dock 表示されるので、副クリック2して「オプション > Finderに表示」を選択します。Finder に表示された「単語登録/削除.app」のエイリアスをどこかに作り、「単語登録」というファイル名にしておけば、Spotlight が拾ってくれて起動できるようになります。

 ちなみにサポンテはだいたい、そういうものは ~/Applications に入れています。

日本語 IMEmacOS

 システム環境設定の中に入っていたので「AppleScript を使うしかないんだろう」と思っていましたが、Apple のディスカッションボードに既にスクリプトがありました。すばらしい!

tell application "System Settings"
    tell pane id "com.apple.Keyboard-Settings.extension"
        reveal anchor "TextReplacements"
    end tell
    activate
end tell

 ※ activate のタイミングだけ変更させていただいています。

Microsoft IMEWindows

 Launchy のカタログに C:\Windows\System32\IME\IMEJP\IMJPDCT.exe をショートカットなどで登録します。

 環境によって違うかもしれませんが、サポンテが使っている Windows 11 ではそれで対応できました。

おわりに

 その他の IME については使っていない由、分かり兼ねますです。すみません。

 macOS については上記「かわせみ3」のようなやり方で、他も応用が利くのではないかと思っています。

 Windows の他のバージョンについても、大きくは変わらないかと思います。


  1. macOSWindows では「ショートカット」という言葉がそれぞれ違うものを指し、今回は両環境を併記する記事であるため、なるべく誤解を生まない「キーボードショートカット」という Windows OS 側の語句を採用しました。
  2. 2ボタン(以上の)マウスを使っている右利きのかたは「右クリック」で、そうでないかたは「Control + クリック」で。

TortoiseSVN のリポジトリブラウザをすばやく起動する【Windows/Subversion/エクスプローラー】

はじめに

 Windows ではエクスプローラーのアドレスバーに cmd とか powershell とか入力すると、エクスプローラーで開いているディレクトリをカレントとしてターミナルを開いてくれます。

 便利!1

 Subversion でも同じことをしたい。いちいち右クリックとかしたくない。

 サポンテは職場で TortoiseSVN を使用しています。svn コマンドを直接使うことはほとんどないのですが、作業フォルダですばやく「リポジトリブラウザ」を開きたいことがよくあります。エクスプローラーのアドレスバーに subversion とか入力すると2リポジトリブラウザを起動してほしい!というコンセプトで、昨日の git に続いてスクリプトを作ります。

概要

 パスの通っている位置に、バッチファイルを作るだけです。

 サポンテは「Scripts」などの名前のフォルダを作って、そこに色々入れています。そのフォルダは Launchy のカタログ化対象にも登録していて、グローバルに起動するスクリプトもそこに格納しています。

バッチファイル内容

 Git に比べると少々複雑になります。

@echo off
for /f "usebackq delims=" %%A in (`cd`) do set CURRENT_DIR=%%A
start "subversion" "TortoiseProc.exe" /command:repobrowser /path:"%CURRENT_DIR%"

 これを subversion.bat のようなファイル名で、先ほどの「パスの通っているフォルダ」に置いてください。アドレスバーに subversion とタイプして Enter キーを押すと、リポジトリブラウザが開くはずです。

 以上です。3


  1. macOS の Finder では同じことはできないのですが、コマンドバーに好きなスクリプトを追加できるし、基本ターミナルを開きっぱなしにしているので、そもそも使い方が違うんですよね。
  2. svn でも良いのですが、ちょっと自分の環境だと別の名前と衝突するので subversion にしています。
  3. スクリプト中の "TortoiseProc.exe" の部分ですが、自分の環境だとパスが通っていたので直接書いていますが、環境によってはフルパスで記述する必要があります。

git bash をすばやく起動する【Windows/git/エクスプローラー】

はじめに

 Windows ではエクスプローラーのアドレスバーに cmd とか powershell とか入力すると、エクスプローラーで開いているディレクトリをカレントとしてターミナルを開いてくれます。

 便利!1

 Git for Windows でも同じことをしたい。いちいち右クリックとかしたくない。

概要

 パスの通っている位置に、バッチファイルを作るだけです。

 サポンテは「Scripts」などの名前のフォルダを作って、そこに色々入れています。そのフォルダは Launchy のカタログ化対象にも登録していて、グローバルに起動するスクリプトもそこに格納しています。

バッチファイル内容

@echo off
start "git bash" "C:\Program Files\Git\git-bash.exe"

 これを git.bat のようなファイル名で、先ほどの「パスの通っているフォルダ」に置いてください。アドレスバーに git とタイプして Enter キーを押すと、git bash が開くはずです。

 以上です。

 Subversion については明日書きます。


  1. macOS の Finder では同じことはできないのですが、コマンドバーに好きなスクリプトを追加できるし、基本ターミナルを開きっぱなしにしているので、そもそも使い方が違うんですよね。

センサーライトを買った

はじめに

 サポンテは災害を恐れているので、停電しても暗闇で何もできなくなるのを防ぐために、最近はあえて「電池式」の製品を身の回りに導入するようにしています。

 ということでセンサーライトを買いました。と言っても、買ったのは結構前です。今回で二個目、リピート購入です。以下の商品です。

気に入らないところ

 この製品は、付属のプレートで壁面に固定することができます。しかしながら使ってみるととても使いづらい。しかも「↑UP」の表記は確実に逆だし。同じような特徴を持つ製品はたくさんありますが、そもそも上下の区別は必要でしょうか?上下どちらからも固定できる構造にしておけば良いんじゃないでしょうか。実際そのような製品もありますし。

フック受側の切り欠きと矢印の方向が逆になっています

矢印に従うとフックの切欠きが塞がっているのがわかります

改造します

 また、このフックに引っかけるときは製品自体がその場所を遮り死角になります。手探りで穴の位置を探すことになりますが、そのための手がかりが何もない。

 ということで、部品を加工してレールのような構造を作ります。まずプレートの一部を切り取ります。

電池ケースに干渉しない位置に鉛筆で下書きします

部品を破損しないように慎重に正確に切り取ります

 電池ケースのフタやネジ穴に干渉しないように接着します。この部分自体には大きく力はかかりません。

接着が終わるまでテープで固定しておきます

接着完了しました

 この構造が取り付け時にレールのような役割を果たし、固定作業がとても楽になります。

おわりに

 類似の構造を持つ製品は数多ありますが、同様の問題を抱えている製品が多い。それほど実装が困難な仕様とは思えませんので、本記事を参考に使いやすい製品に変えていっていただければと思います。

Apple に言いたいこと

はじめに

 先日突然故障した MacBook Pro に代わって、急遽 Mac mini をお迎えしました。6代目の Mac です。

 故障したのはやるせないし悔しい経験だったのですが、お迎えした Mac mini がすこぶる快適なのもさらに口惜しい。M2、めっちゃ速い(笑)。

アンケートが来た

 Apple から、いつものごとく長めのアンケートが来ました。真摯に回答しました。

 しかしながらいつも思うのですが、聞きたいことだけ聞いてそれっきりです。自由記述欄を設けて欲しいものです。

自由記述欄があったら

 自由記述欄があったら何を書くでしょうか。

 MacBook Air をくさび形に戻してほしい。歴史的な経緯から、サポンテはあのくさび形に思い入れがあるのです。願わくば 11 inch も復活して欲しい。Air の名前は伊達じゃないという軽さを見せつけてほしい。まあ、その大きさならもう iPad 使えと言うことなのだと思いますが。

 来年あたりにと思っていたら M1 の Air もなくなってしまった。今なら量販店に在庫はあるでしょうが、さすがに Mac mini 買ってまたすぐ買うわけにもいかない...。

Mac mini にした理由

 なぜ Mac mini を買ったのかと言いますと、とにかく当時は急いで入手する必要があったことと、いつかは Mac mini を一度手にしたいと思っていたからでした。なんだか Power Mac G4 Cube とか pippin@ とかを彷彿とさせるその佇まいが、ずっと気になっていたのです。

 アンケートの設問の中には Mac Studio にしなかったのは何故かというものもありましたが、高すぎるからですよ、そりゃ。クリエイティブなお仕事のプロフェッショナルを雇っている会社の経営者ではないんですよ、サポンテは。個人クリエイターですらありません。Mac mini も最低性能を選択しました。何も問題ない。それとも AppleMac mini を廃したがってる?

 あと、値段の割には Mac mini とそれほど変わらないデザインがちょっとどうかという気がしますよ。mini を廃止するより、どちらかというと Mac miniMac Pro の2ラインで良い気がします。

おわりに

 まあ、自由記述欄があったところで Apple は耳を貸さないでしょう。

 でも現在のマシンには満足しています。Apple Silicon も、よい選択だったのでしょう。快適です!

ワットメーター付きの電源タップを買った

はじめに

 自宅 PC がノートからデスクトップになったので、コンセントプラグが増えました。今まで昭和時代のタップにたこ足していたので、いいかげん怖くなり新しいものを買うことにしました。

なやみどころ

 電源タップも無数に出ているので選択肢が多く、なかなか「これだ」というものに出会えず、かといってタップのスペック比較は簡単でもなく、物色するのをついつい後回しにしていました。

 一つ一つにスイッチがついている節電タップが欲しかったのでそこだけは決まっていたのですが。

結局買ったのは

 それでもいよいよ本格的に買わないと困る時期に来たので、立ち寄ったお店にあった物を購入しました。

 ワットメーター付きの物でした。ワットメーターは「まあ使用電力量がわかったところで、なにをするというわけでもないし...」と思っていたのですが、まあ一度使ってみたいと思っていたのです。

意外と使ったワットメーター

 いざワットメーターが付くと「おお、これを切るとこんなに使用電力量が下がるのか!」などという気付きがあり、使用電力量を減らす意識が高くなった気がします。

 良い買い物でした。

プログラマに 4K モニタは必要か?【必要だった】

はじめに

 結果から言うと 4K モニタは買って正解でした。買ったのは以下のものです。

 20年ほど使った液晶モニタの「焼け」がひどくなったので、ここ数年、新しいものを買おうかどうしようか悩んでいました。

  • そろそろ寿命かな
  • まだいけるかな
  • 安い買い物でもないですし
  • 古いほうは長く使った分愛着もあるし
  • プログラマだし、テキストが編集できれば良いんだし

 などなど。しかしやはり焼けがひどいのと、20年使ったので何時壊れるかわからず、そのときが突然訪れると仕事も含めてとても困ると思ったため買うことにしました。

高精細にするかどうか

 買うとなったら次は何を選ぶかなのですが、いろいろ選ぶ軸があって、これもまた長い時間悩んでしまった理由でした。まず高精細(4K かそれ以上)か FHD 程度か。ここに悩みました。最近壊れた(恨み節)MacBook Pro の高精細ディスプレイに慣れると、FHD はどうしても見劣りします。とはいえサポンテの生活はテキスト作業が中心のため、そんなに高精細が必要というわけでもないので、4K はいささか「ぜいたく品」と考えざるを得ませんでした。

 しかしながら実際に使ってみると思わぬところで快適でした。プログラミング関連の動画サイト(Youtube もありますし、Udemy なども)で、動画でソースコードを解説するようなコンテンツがあるのですが、文字がつぶれることなくクッキリと読めるようになりました。これはプログラマとして非常に嬉しいところ。

 プログラマとして高精細ディスプレイは非常に有用であると、オーバースペックなんかではないと言って良いのではないかと思います。

 またテキストエディタのミニマップも、なんだかより詳細に見えるようになった気がします。

24 inch か、それ以上か

 職場のモニタは 24 inch だったので同程度で良いと思ったのですが、無い(笑)。選択肢がほとんどない。結局 27 inch にしました。

 しかし 27 inch くらいになると画面の端が遠い。カービングタイプにすれば良かったかもと思いました。

スピーカー

 せっかく HDMI で繋ぐのですから、スピーカー付きが良い。しかしこれは無しでした。

 Amazon のレビューには「スピーカーはおまけのようなもの」という記述がありました。サポンテはてっきりそれは音質がイマイチよろしくないとか、そんな程度の話かと思っていました。まあ出力 2W だし、むしろ MacBook AirMacBook Pro の内蔵スピーカーは大きさの割に音質が良すぎるからなあ、などと思っていました。しかし違いました。音量調節が OS 側から操作できず、モニタの(あの使い勝手を考えていない)メニューの中にあって、ハッキリ言って面倒くさすぎて操作できません。これは使い物にならないと言っていいと思います。実際、もう使っていません。

起動・接続直後に画面中央にデカデカとでる表示

 職場の Dell のモニタもそうでしたが、起動直後や接続した直後などに、入力ソースや HDR の有効無効が画面中央に表示されます。そこに表示しなきゃダメなんでしょうか?OS のパスワード入力欄が見えないんですけど。右下とかじゃダメなんでしょうか。

ケーブルが見える

 ケーブルの差し込み口がモニタの後ろ側にあるのですが、けっこう下の方に下向きに挿す形で付いているので、付属のスタンドを使ってもモニタアームを使っても、モニタの下からケーブルが丸見えです。なぜそこに付けた?

Apple 製品の偉大さを再認識

 そういったスペック表に載らない部分に心配りが無いあたり、いままで使ってきた Apple 製品の有り難みが改めてしみじみと感じられました。もう高すぎて買えませんが。

 20 年前に購入した Apple Cinema Display 20 inch。接続した PC は Mac 4台、Windows 1台。たいへんお世話になりました。これからはサブモニタとして余生をお過ごしください。

おわりに

 ちょっと在宅勤務が今後も続きそうなので、今後も自宅の PC 環境をこれから強化していこうと思っています。