- 作者: ルドルフシュタイナー,新田義之,佐々木和子,市村温司
- 出版社/メーカー: イザラ書房
- 発売日: 2000/05/25
- メディア: 単行本
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ノート
不安定な状態で撮影したので縦二枚をくっつけました。見難くて申し訳ありません。
第三講の後半
前回の続きです。この講は見開き2ページ×2でまとめることができました。
また、鉱物質ごとに見出しを分ける方法でうまくまとめることができました。この講のノート作りも割と楽でしたが、ほとんど清書に近いものを一度、下書きとして作っています。
下書き
私のノートの作り方は(といっても、大した歴史があるわけでもありませんが)だいた次のような流れになっています。
- 本を一度読む
- もういちど読みながらメモをとる
- メモを見ながら、作るノートの構成を考える
- メモと本を見ながら書く文章を考えて下書きとして書く
- 清書する
基本的にパソコンは使いません。全て手書きでやっています。ここはこだわっています。
手書きする理由
その理由は、あまり考えていませんでしたが、仕事でパソコンを使っているので手書きを忘れてしまうとマズいという危機感が漠然とあります。考えてみます。
漢字を忘れる
パソコンが多く普及する前の「ワープロ」の時代から言われてきたことですが、変換ソフトを使うとすごい勢いで漢字を忘れていきます。
忘れても変換できるのだから不便はないと思うでしょうか?しかし油断していると次ぎに待っているのは読み方の忘れです。それは「誤変換に気づけない」という症状となってあらわれてきます。これは諸処のブログ記事を見ると誤変換をそのままにしていることからも、社会を蝕んでいるのは確実と思われます。
それに勉強しながら忘れていくというのは、なんだか悪い冗談のように思うのです。
字がきれいに書けなくなる
いや、いまも決してきれいに書けているとはとても言えないのですが、やっぱり字を書くことには普段から親しんでおいた方がいい。人間、普段からできないことは、いざという時にも上手くできないものです。肝心の時に困らないためには、普段の練習が大切です。
頭を使わない
これは漢字を忘れることとは別です。字を書いている時とタイピングしている時ではハッキリと違うので判ります。だからこそパソコンやスマホを使っての文通が普及しているのだと思いますが。
指先が鈍る
手は身体の外側に出た脳と呼ばれています。指先が鈍るのは確実に脳を鈍らせることにつながります。
清書する時に並べられない
ノートを清書するときは机の上に平面的に並べて行います。パソコン画面とノートを見比べて清書をするのはかなり厳しいです。
パソコンから離れたい
健康のため。タイピングとは異なる筋肉を使わないと、また肩を壊しかねないためです。
もしあなたがタッチタイピングを身につけたいと思っている途上のかたなら、手書きにこだわらずに、積極的にキーボードを使ったら良いでしょう。しかしいったん身につけたら腕や肩を壊すまでの時間が早まったくらいに考えた方がよいです。仕事以外ではなるべくガジェットから離れていましょう。
その他
上記のような「危機感」もたしかにあるのですが、それに追われているというよりは「字を書く楽しさ」というのも、たしかにあります。タッチタイプを覚えたときは、やっぱりそれが楽しかったです。だからきっと今も、字を書くことを楽しんでいることが大きいのでしょうね。そうでないなら OneNote とか Evernote とか Sphinx などを使っていたと思います。