サポンテ 勉強ノート

サポンテの勉強ノート・読書メモなどを晒します。

強い意志がなくても有給休暇をとる

とりにくい

日本では有給休暇の消化率が悪いと言われています。これは昔からずっと言われ続けているので今後もおおよそ変わることは無いでしょう。

その理由として、度を超した同調圧力を根に持った「休むことへの過大なスティグマ」があります。同僚が働いている中で自分一人が休むことへの後ろめたさです。

しかし有給休暇の消化率が悪ければ悪いで小言を言われます(どうすればいいんでしょうね)ので、なんとか休まなければいけません。

「強い意志を持って休む」という人もいますが、そうでない人も休む必要はあります。

何のために休むか

そこで、わりと有休を消化しているサポンテが、どんなことに有休を使っているか、その内訳を書いてみます。有休を取りたい場合、あるいは、取らなければいけないと思っている場合、理由を作ると上記心理的負担が軽減します。よかったら参考にしてください。

理由1.勉強するため

サポンテは図書館で勉強するために有休を使うことが「よく」あります。

仕事中、ネットでちょっと調べものしたりすることは多くの人がやっていることでしょう。しかし「ちょっと調べもの」では体系だった知識を得るには時間が足りないですし、仕事中にネットラーニングサイトでおおっぴらに勉強するのも難しいです。

休みをとれば、ゆっくり勉強することができます。休日だと混雑するセミナーに参加するのもいいでしょう。また、もともとが仕事の時間ですから 恐ろしいほど集中 できます。

一日はけっこう短いのでしっかりと計画を立てて、どこでどの程度の量を勉強し、どこで休憩(食事)をとるのかなど、事前に準備して有休をとりましょう。

これは業務内容の改善に直接つながる、すなわち仕事のためでもあるため、心理的負担はかなり低くなるはずです。

理由2.アルバイトをする

仕事を休むことに引け目があるのなら仕事で埋めましょう(笑)。

もしふだんがデスクワークなら、身体を動かすアルバイトをするのは健康維持のためにもかなり有用です。平日デスクワークをして休日ジムに通うくらいなら身体を動かすバイトをすれば収入にもなって一石二鳥です。サポンテは「健康維持」という側面だけとってもかなり効果を実感しています。

有休をバイトに充てれば、週末は今まで通り自由に使えます。

人手が不足しているところは多いので、一日だけでもスポット的に働けるアルバイト情報は結構あるものです。

理由3.家事をする

一人暮らしで生活している人は、銀行に行ったりなど、平日しかできない家事をやる機会がなかなかありません。天気の良い日に部屋の掃除や洗濯など、仕事や勉強に集中できる生活を整えるのに使いましょう。

理由4.野良仕事をする

田舎では兼業農家が少なくないので、そうした人たちは農繁期に有休を充てます。都会では難しいかもしれませんが、人はあまり土から離れない方がのぞましいのではないかと思います。もし近隣に市民農園などがあるなら有休を使って野菜を作りましょう。

おわりに

「休む」というのは「遊ぶ」とイコールではありません。堂々と有休を取得し、有効に使いましょう。

「そもそも仕事が多すぎ」るという人もいらっしゃるでしょう。それは統計からも明らかです。しかしもしメンバーが事故や病気になってプロジェクトに穴があいたとしても、埋め合わせが行われなかったことはありません。もし一人や二人の数日の欠員でプロジェクトが頓挫するなら、リスクマネジメントに問題がありすぎで、遅かれ早かれ破綻します。後の行程で破綻が明らかになるより最初から「ある程度の休暇の割合」をプロジェクトのリスクとして見込んでいた方がいいです。

もしあなたに部下や後輩がいるなら、上に立つ者が休まないと下は休みを取り難いものです。

有休を使って勉強をして個々人がスキルを磨くことができない結果がこの国の現在です。日本を救う気持ちで有休をとりましょう。

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