はじめに
私の環境に限るかもしれませんが、必ず「セキュリティのみの更新プログラム」が毎月失敗します。しかし、その後の成功するパターンが見えてきたので記します。
状況
月例の「セキュリティのみの更新プログラム」をインストールして再起動すると更新に失敗して復元されます。
解決方法
先に「悪意のあるソフトウェア削除ツール」を適用します。
複数のアップデートがリストアップされている場合「セキュリティのみの更新プログラム」を除くアップデートを先に適用します。
1. 他のアップデートがないかどうか確認する
自動更新にしている場合、配布済みの全ての更新プログラムが表示されていない可能性があります。とくに会社に貸与されている PC をお使いの場合、その会社のポリシーによって更新頻度とその内容が一律に決められていることが多いはずです。こうしたときに、一覧されるものに「漏れ」が発生し「悪意のあるソフトウェア削除ツール」が表示されていない場合があります。
「Windows Update からの更新プログラムをオンラインで確認する」をクリックして、現在適用されていない更新プログラムが他にないかどうかを確認します。
2. 他のアップデートを先に適用する
各更新プログラムは適用するかどうかをユーザーが選択できます。その機能を使って、失敗する更新プログラムを除外し、他のアップデートを先に適用します。
3. 失敗したアップデートを適用する
他のアップデートが適用し終わったら、いよいよ目的のアップデートを適用します。
おわりに
環境は人それぞれ全く異なるので一般化できないかもしれません。特に更新プログラムの適用済・未済まで絡んでくると、もはや混沌の世界です。
同じように更新失敗する PC がこの手順で上手くいくかどうかは保証できません。しかし私の環境では「悪意のあるソフトウェア削除ツール」->「セキュリティのみの更新プログラム」の適用には順序の依存性がありました。
また、調べた結果出てきたさまざまのトラブルシューティングツールは効果がありませんでした。
この情報が同じようなことで困っている人の一助になれば幸いです。
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