サポンテ 勉強ノート

サポンテの勉強ノート・読書メモなどを晒します。

ヴィーガン幼稚園

はじめに

 先日なんとなく Youtube を見ていたら Vegan Kindergarten というタイトルが目に飛び込んできました。

 サポンテはヴィーガンでないばかりか、ベジタリアンですらないのですが、この概念はとてもいいなとすぐに感じました。

 ヴィーガンの両親にとっては良い選択肢になり、そうでない子どもにとっても、一日のうちの一食とおやつ程度を菜食にしたところで大勢に影響がない、また、宗教的な事情がある家庭であっても問題が少ない等、良いことづくめであるように感じたためです。

 イスラエルにできた幼稚園のようです。


Vegan Kindergarten

日本には粗食がある

 サポンテは幼稚園の時はお弁当でした。最近はどうなのか知らないのですが、給食だったりするのでしょうか。

 日本でこうした取り組みをする場合、そのまま導入しても良いのでしょうけれど、わざわざ横文字を輸入しなくても「粗食幼稚園」で良いのではないかと思います。

 和食には、伝統的に豊かな粗食文化があるので受け入れやすいし、献立に困ることもないのではないかと思います。

字幕を訳してみた

 音声はヘブライ語のようですが、英語字幕がついています。例によって、DeepL さんのお世話になります。一部を訳して引用してみます。

 私は4年前に幼稚園を開設し、当時はベジタリアンでしたが、ゲイリー・ヨーロフスキーの講演を見た後、より深いレベル、ヴィーガンの意識に目覚めました。翌日には、園がヴィーガンに向かっていくイメージがはっきりと見えました。動物の苦しみを伴うものを、子どもたちに与えることはできないと私は思いました。

 その変化はとても好評でした。事業をヴィーガンへと変える人は皆そうですが、周りから「これは間違いだ」と言われたり、「みんなが怖がるのではないか」「私は過激派と思われてしまうのではないか」と心配になります。しかし、私は自分の信じるものに従おうとはっきり決めました。

 私は子どもたちに工場農業のことを話しませんが、話す親もいますし話さない親もいます。子どもにシュニッツェルを食べるかと聞かれたら「いいえ」と答えるでしょう。理由を聞かれたら「シュニッツェルは鶏肉だから」「ニワトリは友達だから」と答えるでしょう。でも私は「虐待」や「苦痛」という言葉は使いません。それは私の信念に反します。

 私たちは冬にほとんど病気になりません。子どもたちは本当にとても健康で、とても強いです。園には元気と自由があります。ケーキ、ホットケーキはもちろん、シチューやキッシュなど、おいしい食べ物、お菓子もたくさん食べています。

 ヴィーガンではない人たちが私のところに来ても、心を開いてくれるようになりました。ヴィーガンではない人が、幼稚園がヴィーガンだと聞いて「ああ、それはいいね」と言ってくれます。それは、彼らを脅したり、制限したりするものではないのです。

病気にならない

 サポンテも、ほとんど風邪をひきません。以前と比べると、断然ひかなくなりました。いったい何があったかというと、生活が変わり、食生活が変わり、野菜の摂取量が増えたことです。サポンテはヴィーガンでもなく、ベジタリアンですらないのですが、こうして野菜のちからは劇的に体験しているため肉食が体に負担をかけているのは間違いないと実感しています。

 野菜の摂取量を増やそうと思うと安くはないので、それはたしかに出費が嵩むのですが、病気をしたりすれば今度は医療費がかかってしまうわけですし、なにより病による苦痛にさらされます。それは避けたいですものね。

 まあ、うつ病持っていますが。

ゲイリー・ヨーロフスキーの講演

 上記の動画に出てきたゲイリー・ヨーロフスキーとは何者でしょうか。有名人なのでしょうか。検索すると一発で出てきたので、有名人のようです。サポンテはしりませんでした。

 多分その「講演」らしきものも__ありがたいことに日本語字幕版で__ Youtube にあるではありませんか。


世界で一番重要なスピーチ(ゲイリー・ヨーロフスキー)

 なるほど。サポンテは人間が雑食動物だとばかり思っていましたが、草食動物としてデザインされているのですね。知らなかったことを知るというのは、ほんとうに良いものですね。

 最近、サポンテは体質が変わったのか、身体がお酒を受け付けなくなりました。そして実は、お肉もちょっと身体が抵抗を感じるようになってきたのです。かといって、すぐにベジタリアンヴィーガンへと移行することはしないでしょう。サポンテの生活範囲では、まだまだ動物性由来に頼らない食品を手に入れることが簡単ではないからです。

 しかしここまで読んでくれたかたなら解るかと思いますが、ベジタリアンヴィーガンへの憧れのようなものは、たしかに持っていると正直に申し上げましょう。サポンテはたくさんの動物の命を奪ってきました。そのとき感じた痛みは、なくて済むなら、それに越したことはないと感じます。その話はまたいつかします。

ビーガンという生き方

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