サポンテ 勉強ノート

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「完全独習 統計学入門(小島寛之 ダイヤモンド社)」 勉強ノート - まとめ

はじめに

第二十一講までを読み終わり、まとめのページを作りました。

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免責

このページはあまり自主規制しません。

まとめの観点

基本的に、この見開き2ページを見れば学んだことを概ね思い出せるように作成します。

まとめた内容

まとめのページは以下のように作成しました。

  • ノートのすべてのページから、各講の内容を一言であらわすならどのようになるかを抜き出す。
  • 重要な数式や手順を書き出す。
  • 重要な数式や用語の初出は色の付いた字で書く。
  • 直感的に解りづらい記号を書き出す。

講の一覧

一つの講は不要と判断して省きました。

各講の内容を一行で抽出しました。 また初出の用語を強調し、リファレンスとして引きやすいような文にします。

この一覧を作るとき重要なのは、目次や見出しに使われている語句を安易に羅列するのではなく、なるべく自分が言葉を使うようにすることです。自分がその内容をちゃんと理解しているか、他人に聞かれたときに自分がサッと答えることができるか、自分がその内容を思い出すとき、どのようなキーワードが必要か。そうしたことを考えて作ります。

そうするのは、すでに身についている語をわざわざまた強調する意義が薄いからです。本文や目次、見出しなどで著者が強調したい語と、自分にとって重要な語は違うのです。もちろん本の読み方によっては「概要を記録しておきたい」という面もあると思いますので、そういうときは別になります。

あまりにかけ離れたものになってしまうと、自分のノートのほかのページや本へのリファレンスとする際に使い物にならなくなる危機感を持つ人もいるかもしれません。しかしほとんどの本には「章」や「部」などの ID として使える単位があります(この本の場合は「講」)。形式的にそこを残しつつ、自分の言葉で考えるのが良いと思います。

振り返り

作ったノートをすべて振り返ってみます。

「完全独習 統計学入門(小島寛之 ダイヤモンド社)」 勉強ノート「第一講」 - サポンテ 勉強ノート

「完全独習 統計学入門(小島寛之 ダイヤモンド社)」 勉強ノート「第二講」 - サポンテ 勉強ノート

「完全独習 統計学入門(小島寛之 ダイヤモンド社)」 勉強ノート「第三講」 - サポンテ 勉強ノート

「完全独習 統計学入門(小島寛之 ダイヤモンド社)」 勉強ノート「第四講」 - サポンテ 勉強ノート

「完全独習 統計学入門(小島寛之 ダイヤモンド社)」 勉強ノート「第五講」 - サポンテ 勉強ノート

「完全独習 統計学入門(小島寛之 ダイヤモンド社)」 勉強ノート「第六講」 - サポンテ 勉強ノート

「完全独習 統計学入門(小島寛之 ダイヤモンド社)」 勉強ノート「第七講」 - サポンテ 勉強ノート

「完全独習 統計学入門(小島寛之 ダイヤモンド社)」 勉強ノート「第八講」 - サポンテ 勉強ノート

「完全独習 統計学入門(小島寛之 ダイヤモンド社)」 勉強ノート「第九講」 - サポンテ 勉強ノート

「完全独習 統計学入門(小島寛之 ダイヤモンド社)」 勉強ノート「第十講」 - サポンテ 勉強ノート

「完全独習 統計学入門(小島寛之 ダイヤモンド社)」 勉強ノート「第十一講」 - サポンテ 勉強ノート

「完全独習 統計学入門(小島寛之 ダイヤモンド社)」 勉強ノート「第十二講」 - サポンテ 勉強ノート

「完全独習 統計学入門(小島寛之 ダイヤモンド社)」 勉強ノート「第十三講」 - サポンテ 勉強ノート

「完全独習 統計学入門(小島寛之 ダイヤモンド社)」 勉強ノート「第十四講」 - サポンテ 勉強ノート

「完全独習 統計学入門(小島寛之 ダイヤモンド社)」 勉強ノート「第十五講」 - サポンテ 勉強ノート

「完全独習 統計学入門(小島寛之 ダイヤモンド社)」 勉強ノート「第十六講」 - サポンテ 勉強ノート

「完全独習 統計学入門(小島寛之 ダイヤモンド社)」 勉強ノート「第十七講」 - サポンテ 勉強ノート

「完全独習 統計学入門(小島寛之 ダイヤモンド社)」 勉強ノート「第十八講」 - サポンテ 勉強ノート

「完全独習 統計学入門(小島寛之 ダイヤモンド社)」 勉強ノート「第十九講」 - サポンテ 勉強ノート

「完全独習 統計学入門(小島寛之 ダイヤモンド社)」 勉強ノート「第二十講」 - サポンテ 勉強ノート

「完全独習 統計学入門(小島寛之 ダイヤモンド社)」 勉強ノート「第二十一講」 - サポンテ 勉強ノート

いままで何度も書きましたが「授業を聴きながら書くのはメモ。そこから理解した内容を自分なりに整理して『作った』ものがノート」であると言われています。

振り返ってみると、当然ですがいままでの道のりが俯瞰できます。最初の頃のことがほんとうに初歩的なことであり、またすべての基礎であることがわかります。何かを学び始めるときは、自分がそもそもどこに向かっているのかすら判らない時もあります。最初にその道のりをざっと確認する勉強法もありますが、それを未知の分野に対して適用するのはやはり難しいかもしれません。

ここまでやるのはかなり骨が折れます。ここまでやる必要があるのかというご意見はあるでしょうが、試験勉強に適用した場合、ここまでやれば試験前準備の手間はかなり省けます。本の内容を忘れた場合も、最初に冒頭のまとめのページを見て、よくわからない部分があったら各講のページ、それでもわからなかったら本自体を参照したり別の書籍を参照するなど、かなり効率的に「振り返り」ができます。あまり時間が取れず結局4ヶ月もかかってしまいましたが、学生さんが1教科/1ヶ月ペースでこのようなノートが作れるなら1年で12教科がこなせることになります。もう社会人ですが、今後も必要に応じてこのような感じで勉強をしていきたいと思います。なによりも自分のために。

カラーボールペン

カラーボールペンを派手に使っていますが、ちょっとゴチャゴチャし過ぎてしまったと反省しております。昔、同じようにカラーペンを巧みに使ってきれいなノートを作っている同級生がいて、憧れのような気持ちもありました。今後は、図表は別として、本文は色数はなるべく抑えて、太さによる違いをもっと利用したほうがいいかもしれない。まとめのページは色数を抑えてみました。太さのバリエーションは持っていないので、工夫も必要かもしれません。

もともと絵を描くために入手したカラーボールペンを流用しています。特に問題はなかったのですが SARASA Clip のグレーの 0.3mm だけ、妙に引っかかる感じで書きづらかったです。これだけはインクがなくなり次第、別の太さを試してみたいと思います。

本の感想

あとがきで著者のかたが書いている通り、入門以前の内容です。しかしながら巷の「入門」書の多くは予備知識が必要だったり、その予備知識に頼った専門用語が駆使されていたりするのに比べると、門外漢の私としてはうれしい内容でした。

先ほど「その道のりをざっと確認する」のが難しいと書きましたが、この本ではその「ざっと確認」ができたと思います。勉強しながら「いったい自分はどこに向かっているのだろう」と思っていました。十七講を超えたあたりでやっとなんとなく分ってきました(笑)。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

完全独習 統計学入門

完全独習 統計学入門