サポンテ 勉強ノート

サポンテの勉強ノート・読書メモなどを晒します。

仕事をしているときのフォントとカラーテーマ(Myrica, Ricty, Solarized)

これは何?

IT エンジニアは終日 PC の画面を見続けます。主にテキストエディタの編集画面を見つめ続けます。そのような状況にあっては、視界に入るものはできるだけ目にやさしいものにしたい。この記事はそのような独白です。

選択肢としては字体を決める「フォント」と、文字色や背景色を決める「カラーテーマ」を変更するという手段があります。

フォントの選択肢

テキストエディタに初期設定されているフォントや、OS にはじめから備わっているフォントをそのまま使っている方も多いのではないかと思いますが、世の中にはプログラマ用のフォントというものがあります。

見目美しいだけではなく、判別しにくい文字を判別しやすくする工夫が施されています。濁点や半濁点を協調したり、アルファベットにはセリフをつけたり、ディーやゼットに工夫したり、数字のゼロに斜線を入れたりといったことです。

"プログラミング フォント" などと検索するといろいろ出てくるでしょう。このような用途で使いたい人の多くは等幅フォントを選択すると思いますが、意外と選択肢はあります。

私は(いろいろ紆余曲折してから)現在 Myrica M というフォントを使っています。半濁点が大きいところが気に入っているのですが、NetBeans だけ半角空白が全角の幅で表示されてしまう不具合があるため NetBeans のみ Ricty Discord というフォントに戻しました。

Ricty は合成が必要なので導入に手間がかかります。合成はシェル(sh)を使うので LinuxMac が必要でした。Mac で合成して Windows に持っていったりしていましたが、ひどく面倒です。しかし Windows で sh を実行する方法も今では少なからずあるので実行は可能です。合成オプションで指定したいものがある(全角空白の表示化をしない、ドットゼロをやめる)ので機会があれば試してみたいと思っています。

※ 合成の必要がない Ricty Dimished もありますが個人的に選択肢にありません。

カラーテーマの選択肢

フォントに名前があるように、色の組み合わせであるカラーテーマにも名前がついています。私のお気に入りは Solarized Light です。

プログラマは暗色を基調とした「ダークテーマ」を好む傾向があります。そのほうが目が疲れないためです。しかしながら私は明るいテーマを採用しています。それは Office ソフトや Web ブラウザなど、白を基調としたアプリケーションがあり、暗色の画面から切替えたときに目がズキッと痛むためです。それらアプリケーションを全く排除できるのでない限り、ダークテーマを採用することにためらいがあります。

そのようなわけで Solarized Light を利用しています。

カラーテーマに名前があることは、導入が楽になるなどの利点をもたらします。世に存在する様々のエディタは色の変更ができるものが多いですが、色の組み合わせ、すなわちカラーテーマをも導入できるものも幾つかあります。そうしたエディタなら Solarrized Light を導入することは容易になっています。NetBeansVisual Studio などで、ありがたく使わせていただいています。

ついでに

Windows で作業するときは MacType を使っています。

おわりに

このような個人的なことがらが誰の役に立つともわかりませんが、半分ほど自分の備忘録としても記しておきます。しかしそのうちフォントのオリジナルな合成にも手を出しそうな気がしてきました。

デフォルトのカラーテーマや MS ゴシックなどで我慢している方は、よろしければこの機会に自分のお気に入りを探してみてはいかがでしょうか。切り替えた直後は慣れないために強い違和感があるかと思いますが、長い時間を過ごす環境です。できるだけ快適であるために少しばかり手間をかけてみるのも悪くないと思います。